就学時健診の内容&引っかかったかも!と思った時にするべきこと

自治体によって異なりますが、幼稚園や保育園の年長になった9~11月頃に就学時健診を受けます。時々、この健診に引っかかり、就学前に特別な準備をしなければならないケースがあります。就学時健診の内容と、引っかかった時の準備を紹介します。

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就学時健診の内容

自治体によってやり方や所要時間、手順が異なりますが、就学時健診は決められた日に小学校へ行き、親子が離れて受けます。

私の娘の場合は次のような流れでした。

1.小学校の体育館へ行く。
2.予め決められたクラス毎に分かれ、開始時間まで待つ
3.開始時間になると、担当の先生に連れられて子どもだけ教室へ向かう
4.約一時間、親は入学に関する説明を体育館で受ける
5.一時間後、子どもが体育館へ戻ってくる(解散)

健診には決められた時間に行けばOK(他の乳幼児健診のように、到着順に検査を受けるものではない)。
所要時間は約1時間
検査内容は親に知らされていない

こんな感じでした。このため、詳細は分かりませんが就学時健診では次のような事がチェックされています。

・心身共に健康であるか、チェック
(視力、聴力、歯、呼吸器系、栄養状態、姿勢(脊髄や足など)をチェックし、異常の有無を判断している)
・発達に関するチェック
(集団行動ができるか。先生の指示を聞けているか。初めての場所に対する対応など)
・親の就学に対する姿勢
(虐待、ネグレクトなどの有無)

このため、特別な準備は必要ありませんが、集団で行動できるようになっていると安心ですね。

引っかかるケース

問題なく通常学級へ行ける子どもの場合、スムーズに終了し、子どもも「楽しかった!」で済みます。しかし、時々、引っかかるケースがあります。

ちなみに・・・私の長女は自閉スペクトラム症と診断を受けています。長女の場合は就学時健診の前から、教育委員会の担当者と面接し、就学について何度も話し合っていたので就学時健診では何も引っかかりませんでした。

例え、集団に付いていけなかったり、指摘を受けるようなケースであっても、予め教育委員会と遣り取りし、方向性を検討している場合は就学時健診で指摘を受けません。

引っかかるケースの多くは、

・先生の指示が聞けていない
・知らない場所に対応できていない
・集団を乱す行動を取る
・ベテラン教師の目から気になる点がある
・身体に何らかの異常が認められる

こうしたケースが、就学時健診で見られた場合です。就学後、学級内でトラブルになる可能性がある子が指摘を受けることになります。

校長先生と面接したら、要注意のケースあり

自治体や学校によって異なるようですが、気になる子は就学時健診の後で校長先生と面談を受けるケースがあります。

・親子で校長先生と話をする
・子だけが校長先生と話をする
・子だけが校長先生の前で、簡単な知能テストを受ける

いろいろとケースがあるようですが、改めて行動などをチェックされるようです。

指摘を受ける子が多いと待ち時間が長くなり、子どもが飽きて普段通りに行動できないこともあります。

呼び出された理由も分からず、親子で教育委員会や学校に対して不信感を抱くこともあると思いますが、子どものためだ、と思って対応してください。

就学相談というものがある

就学時健診で不安な点が出てきた場合、就学相談というものがあります。

これは、就学先をどこにするのがいいか、本人・親・学校・教育委員会で話し合い、相談するものです。

通常学級、通級学級、支援学級(知的・情緒)、特別支援学校など、就学先は色々あります。初めてそうしたことを言われると衝撃を受けるかもしれませんが、指摘を受けるということは、子どもの行動に気になる点がある、ということです。

気にするほどのことでもないケースがあります。ただ、放っておくと、誰よりも子どもが困ることになります。

指摘を受けたら、納得いかなくても指摘内容をじっくり考えてみてください。就学相談では

・これまで受けた発達検査や知能検査の結果
・幼稚園や保育園の先生の意見書
・発達検査に関する医師の診断書
・親の考えを書いた書類

こうした書類を教育委員会に提出し、子どもの状態を把握し、どんな環境で義務教育を受けるのが適切か考えます。

冷静に子どもの様子を把握しよう

就学時健診で指摘を受けると、貴方の子は普通じゃありません、と突然言われるようで驚き、腹が立ち、受け止められないかもしれません。

私自身、長女が2歳の時に「貴方の娘は発達障害児です!」と保育士に断言された時は頭が真っ白になりました。冷静に受け止め、納得するまで時間がかかりました。

ですが、教育現場に長くいる人が感じる違和感は当たることが良くあります。就学時健診で指摘されたら、就学後に何らかのトラブルが起こる可能性が高いと思っておいた方がいいです。

通常学級に行くと

・先生が一度言ったことを記憶し、行動に移す能力
・先生と親の間に立って、情報を適切に伝える能力
・周囲を見て、今、自分がなにをすべきか判断する能力
・時計や時間割表を見て、どう行動しなければならないか考える能力
・失敗した時の対応能力
・複雑になる子ども同士の関係を上手く築いていく能力

こうした能力が必要になります。例え、幼稚園や保育園で問題なかった子でも、この環境変化に戸惑い、対応しきれなくなる子もいます。

大抵、入学後、半年~一年くらいで成長が見られ、問題がある子とそうでない子に分かれてきます。

小2になる時に「やっぱり・・・」と感じるケースもよくあります。ただ、学年が上がっていくとトラブルの内容は複雑化し、また本人のプライドや自尊心、自己肯定力が影響して問題解決が難しくなるケースが多いのも事実です。

私の経験からすると、就学時健診で指摘を受けたら(例え、その時、納得できなくても)就学相談を行って子どもの状態を冷静に見極める方が、後々のためになると思います。

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