勉強が心配!支援学級で使う教材は普通学級と違うの?

就学時健康診断を受けて「ちょっと考えた方がいいかも」と指摘を受けると焦りますよね。

中には「支援学級に入ったら勉強が遅れて将来が心配になるのでは?」という不安を持つ方も居ます。

私の娘は小1から支援学級に在籍していますが、どんな教材を使っているのか紹介します。

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支援学級の教育方法

まず小中学校の支援学級は、普通学級と同じ指導要領に基づいて指導されます。つまり、基本的には普通学級と同じ指導をするんです。

ただし、支援学級には色々な特性を持つ子が在籍しています。このため、子どもに合わせた指導をしてもいいよ、ということになっているんですよ。

つまり支援学級では普通学級と同じ指導をするけれど、子どもに合わせた指導を臨機応変にしてもらえるんです!

ですから、苦手な所を繰り返し教えてもらますし、教え方もその子に合った方法で懇切丁寧に教えてもらえるんですよ。

家庭教師orマンツーマンの塾のイメージです。

私の娘は国語と算数を支援学級で教えてもらっていますが、在籍人数が少ないため、日によっては先生と介助員が2人がかりで娘1人を指導してくれます。普通学級では有り得ない指導ですね。

支援学級の成績表

子どもの成績表は、基本的に文部科学省が決めた指導要領に沿って評価されます。
指導要領に沿って行われた授業で、子どもがどのような成績を収めたか・・・ということが学期末の成績表に書かれているんです。

ですから、支援学級に所属していても、普通学級と同じ指導を受けていれば普通学級の子と同じ成績表がもらえます。

また、普通学級とは違う指導内容が定められている子でも、普通学級と同じテストを受けて点数を付けてもらえば、普通学級の子と同じ成績表をもらえます。

ただ、支援学級で「その子に合った指導要領」が定められて、それに沿った勉強だけをしていると普通学級の子とは違う指導内容になりますので、支援学級の成績表になります。

ここは学期始めに先生と話し合って、どういう指導方針でいくかを決めるといいですよ。

支援学級だから勉強を教えてもらえない!は間違い

よく「支援学級に行くと勉強を教えてもらえない!」という方が居ます。でも、それは間違い!

支援学級でも、普通学級と同じ指導要領に基づいて教育されます。

ただ、持っている特性のために普通学級の指導要領に付いていけないケースがあり、その場合はその子に合わせた方法で指導されます。

もし、算数の授業で普通学級で割り算を行っているのに支援学級の自分の子がかけ算しか教えてもらっていない!というのであれば、それは「かけ算を理解できていなくて、割り算を教えられない」という状況が考えられます。

支援学級では「その子に合わせた指導」が行えますから、勉強を教えてもらえないのは普通学級に付いていけない、ということです。

もし、強引に普通学級と同じ内容を指導したとしても、それはその子に合わない指導になってしまいます。

「支援学級だから教えてもらえない」のではなくて「自分の子が(特性が理由で)指導内容に付いていけないので(前段階の内容を理解できるまで繰り返すから)教えてもらえない」のです。

小学校の内容は、教えられたことを理解しないと次に進めません。分からないままどんどん先に進んで「できない・分からない」が蓄積されるのと、内容は遅れるけれど理解できるまで教えてもらうの。どちらがいいか、考えてみてください。

私は「理解できるまで教えて欲しい」と思うので、支援学級に娘を在籍させています。

支援学級だから先取り勉強が可能

支援学級だと勉強が遅れる!と思いがちですが、実は、先に進む子もいるんです。

先に紹介しましたが、支援学級ではその子に合わせた指導が行えます。

ですから、得意分野がある子はガンガン先に進んでいきます。特に算数なんかは、理解できればどんどん先に進んで普通学級の子より上の内容のドリルを使っている子がいます。

支援学級に在籍する子どもの中には、得意分野がずば抜けてよくできる子もいますよ。

子どもに合わせた指導を希望する場合は支援学級がお勧めです。

支援学級で娘が使っている教材

私の娘は自閉スペクトラム症です。

言葉の理解や人間関係構築に難があり、日常生活でもサポートが必要なレベル(言語聴覚師による指導と、療育施設でのソーシャルスキルトレーニングを4歳から受けています)。

そんな娘は、小学校入学時に支援学級(知的)に入りました。

国語と算数を支援学級で受け、それ以外の時間を普通学級で過ごしています。

小2からは「知的な遅れはなさそう」ということで支援学級(情緒)に在籍しています。小3になった今でも、国語と算数は支援学級で受けています。

そんな娘が使っている教材は、普通学級の子と同じもの。教科書もドリルも同じ物を同じスピードで使っています。

それにプラスして、ひとつ下の学年の国語のドリルと苦手な分野のプリントがあります。

つまり、苦手をサポートするために(繰り返し学習するために)普通学級の子よりも多くの教材を授業&宿題で使っています

<ある日の宿題>

・計算ドリル
・算数プリント2枚
・漢字ドリル(書き込みタイプ2ページ:今の学年のもの)
・国語ドリル(書き込みタイプ2ページ:ひとつ下の学年のもの)
・国語プリント2枚(今の学年のもの)
・音読(教科書)
・音読(音読に特化したドリル)

毎日、大体これくらいの宿題を持ち帰ります。夏休みも普通学級の子の宿題にプラスして苦手をサポートする支援学級の宿題プリントが出ます。
(ただ、支援学級の子がみんな沢山の宿題が出されている訳ではありません。ここも先生と相談して減らしてもらったり内容を変えてもらうことができます。臨機応変な対応は支援学級ならではですね)

同じ学年の普通学級の子のママ達と話すと驚かれますが、これだけやってもテストの成績は普通学級の中の下くらい。普通学級に在籍すると全然付いていけません。

まとめ

支援学級も基本的に普通学級と同じ指導要領で指導されるので、教科書やドリルも同じものが使われます。

ただし、子どもの特性に合わせた指導が可能となっているので、苦手をサポートするために違う教材を使うことも!

また、小学校の授業は前の段階を理解しないと次に勧めないので、支援学級では「理解できるまで繰り返して指導する」というケースがあります。つまり、支援学級だから教えてもらえないのではなく、子どもが理解できないので次に進めないのです。

支援学級は基本的に先生と相談し、子どもの特性に合わせた教育をしてもらう場です。ですから、親は納得いくまで先生と話をしてください。支援学級だからこそ!という指導を受けるようにしてくださいね。

【参考】特別支援教育に関する学習指導要領等|文部科学省

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