特別支援学級と通常学級の参観日に参加して見えたこと

自閉スペクトラム症と診断されている長女は、特別支援学級で国語と算数を勉強し、それ以外の時間を通常学級で過ごしています(交流という形を取っています)。

このため、参観日は前日までどっちのクラスへ行けばいいのか分かりません。また、当日、教室へ行っても「あ、こっちじゃないんです」と言われることも・・・。

先日、2時間の参観日があり、両方のクラスでの様子を見てきました。支援学級と普通学級両方の参観日がどんな感じか紹介します。

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支援学級(情緒)は、個別指導塾のような感じ

参観日は算数でした。
支援学級は先生1人につき、生徒が最大8人まで。複数の学年がひとつのクラスになっています。

学年が違うと時間割が違います。このため、クラスには2人しか居ませんでした。他は皆、通常学級へ交流に行っていて不在。

先生1人と生徒2人です。先生との距離が近いし、事細かく指導して貰えます。個別指導塾のような感じで、理解度に合わせて課題が進んでいきます。

・全体指示が聞けない
・集中力が持たなくて、細やかな声掛けが必要
・いろんなアプローチの方法で理解度を上げていく必要がある

こうした子の場合は、やはり支援学級が合っていると思います。

通常学級は、先生がどんどん内容を進めていく

先生によって違うと思うのですが、通常学級の場合は担任の先生が自分で決めた時間配分でどんどん授業を進めていきます

廊下から見ていて

「あの子は先生の指示、聞いていないな」
「この子は全く授業に参加する気がないな」

そんな子ども達も少なからず居るのに気が付きます。先生も気付いているでしょう。でも、先生はよほど酷くない限り、ほぼ注意しません

ちっちゃな先生みたいな子が時々、授業を聞いていない子を諫めるシーンがあったりしますが、先生は授業を淡々と進めていきます。

サポートが必要な子は、自力で付いていかないと完全に取り残されていきます。

私の娘は、周囲の子の様子を見てそれを真似して授業に付いていきます。先生の話を理解して行動に移せている訳ではありません。

そして、タイミングも3テンポくらい遅れて動き出すので、悪い意味で目立ちます。ただ、優しく手を差し伸べて助けてくれる子がいるので助かっています・・・。

サポートが必要な子は、お友達の手を借りて何とかついて行けているケースが多そうです。

娘の交流先の先生は、生徒達に自主性を促す派で、基本的に手を貸しません。子ども達同士でトラブルや困り事を解決できるようになろう、という感じです。

上手くいけば、子ども達の中に、仲間意識や責任感、自信などが芽生えるでしょうが、上手くいかなかった場合は大きなトラブルに発展します。

特性がある場合、通常学級でずっと過ごすのはリスクが高いなぁ(子ども同士の世界に入っていったり、子ども独特の世界観の共有は難しいんじゃないかなぁ)、運次第?! と感じました。

いわゆるグレーゾーンの子は悪い意味で目立つ

授業参観では、比較対象が嫌でも視界に入る

通常学級に、いわゆるグレーゾーンの子がいるケースがあります。

多くの場合、親御さんは「ちょっと手が掛かる子らしい」「先生に注意された」くらいにしか思っていない可能性があります。

親御さんは、毎日自分の子どもばかり見ているので、状況の深刻さや実状を感じにくいと思います。

しかし参観日だと、いわゆる普通と言われる子と並ぶことになります。嫌でも比較対象になる子が視界に入ります。そうなると違いが一目瞭然になります。

小学校一年生くらいの頃はまだ、差はあまり感じないかも知れません。ですが、小2以降は、心の成長という面で差が目立ってきます。

段々と子ども達も考え方が大人びていったり、格好を付けるようになったり、恥じらいを覚えて以前ならホイホイ言う台詞も飲み込むようになったり。入学して一年くらい経つと、心の成長がめざましく感じられます。

しかし、特性がある子の場合は、心の成長にも遅れが出てきます。この差が明確になるのが参観日です。

参観日は現実を目に焼き付ける機会

支援学級でも通常学級でも、自分の子どもの成長ぶりや、できるようになったこと、できなかったことが如実に見えてきます。

成長している姿が見られて嬉しいこともありますが、悲しく感じることも多々・・・。参観日がイヤ、と言う親御さんもいます。

でも、現実を見て冷静になり、発達の遅れや障害について考え直すいい機会になっているのかもしれません。

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