支援学級に通う子の親が参加できるPTAの活動と参加メリット

なにかと論争のネタになる小学校のPTAという組織。発達に遅れや障害のある子供を持つ親にとって、この活動に参加することが難しいこともよくありますが、メリットもあります。

自閉スペクトラム症の娘が通う小学校で、PTAの活動に参加している経験から、支援学級に子供が通っている親でも参加できる活動と、PTAに参加したメリットを紹介します。

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PTAの仕組み

まず、学校によって色々だと思いますが、PTAという組織は学校と保護者の間に立つ組織で、学校環境をより良いものにしていくことを目的としています。

先生方だけでは手が回りきらない事について、保護者が可能な範囲で協力し、子供達にとって心地よい学校環境を整えていこう、という活動をしています。

トップがPTA会長。

その下に、副会長、書記、連絡係などがいて

その下に、防犯部、図書部、環境部、イベント部、交通安全部、ベルマーク部、広報部など、部があります。この部には、部の会長(部会長)と部員がいて、それぞれの部の活動を行います。

私の娘が通う学校では、子供が通うようになったら自動的に保護者がPTAに参加することになっていて、子供が通っている間に最低1度は活動に参加することが義務となっています。

PTAが任意団体、私は参加しない!と表明するのは構いませんし、自分でPTA会長や連絡係に直談判する形になっています。

娘が通う学校は小さな学校です。学校ができた当時はPTAという組織が存在せず、各家庭の親達が毎日のように学校に集まり、子供達のためになることを考え、提案し、学校側と相談して活動していたそうです。

数年経って学校環境がある程度整い、活動も落ち着いてきたところでPTAという組織を立ち上げて活動を継続したという経緯があります。

比較的新しい学校なので、卒業生や高学年の親達はPTAの前の活動に参加していたり、その当時のことをよく知る人達です。

このため「学校を良くしてきたのは私たち」「子供達のためになることをするのが当たり前」といった空気があります。

この中で「私はPTAに参加しない!」「退会する!」と宣言するのは、結構勇気が要ります。

役員の仕事

PTA会長は毎月、部の会長達が参加する活動報告会に参加します(当然、副会長や書記も参加)。

学校からの要望を話し合ったり、地域の自治会や市など自治体とも連携を取る活動もしています(地域のお祭りやイベント、運動部などの大会といった学校外での活動にも子供達は参加するので、学校外との連携も大切です)。

部は活動は部によって頻度や内容、行動範囲が違います。また、部会が月1回くらい開かれます。

防犯部

子供の登下校の際に通学路の見回りをします。他にも、不審者情報をまとめたり、子どもにとって危険な場所をチェックして学校に連絡したり、保護者に連絡する活動をしています。

子供の登下校の時間に外へ出られる人が多く参加しています。中には、親は共働きで家に居ないけど、おじいちゃん・おばあちゃんが見回りに参加しているケースもあります。

図書部

図書館の本の整理や、修繕を担当している部です。先生達だけでは、全然手が回らないために保護者が協力することになっています。

図書館を季節に合わせて飾ったり、本のレイアウトを改善したり、市立図書館の司書さんの所へ行って本の修繕講習を受けたりしています。

活動時間は、子供達が給食を食べたり、掃除をしている時間(親が学校内をウロウロしても学習などの邪魔にならない時間)がメインのようです。

結構、人気です。

環境部

校庭・グラウンドなどの掃除、草刈り、整備の活動をする部です。草刈りは全校児童の保護者も参加するのですが、その時のとりまとめ役を担っていますね。

アルミ缶、ペットボトル、新聞紙などの資源ゴミを集め、回収で得られた利益をPTA活動の活動費に充てたりしています。

イベント部

地域の人達と子供同士の交流をはかったり、体操の先生を招いて速く走るコツを教えてもらったり、ドッジボール大会を開催したりしています。

イベント好きなパパが参加しているケースが多いです。PTAの活動の中でも一番パパ率が高いんじゃないかな?

交通安全部

通学路に黄色い旗を持って立つ保護者を見たことありませんか? あれです。おじいちゃん・おばあちゃん率が高いです。

登下校の時刻に交代で立つことになっているようで、ほぼ毎日、立っている姿を見ます(決して、毎日立たなければならない訳ではないようですが、でも、毎日立ってくれるおじいちゃんがいます)。

立てる時に参加、らしいのですが、安全上の理由により「未就学児を連れて立つのはNG」になっています。

ベルマーク部

かの有名なベルマーク部。学校にベルマーク回収ボックスがあり、保護者や子供達が入れてくれたベルマークを記載されている番号別に仕分けしたり、使用済みカートリッジを集めたりしています。

今はベルマークの公式サイトもあり、ベルマークを集める以外にもポイントを集めることができるようになっています。このベルマーク公式サイトを活用してポイント付与を保護者にお願いしたりしています。

<ベルマーク公式サイト>https://www.webbellmark.jp/

広報部

学校行事、クラブ活動、陸上部などの大会、保護者が参加するイベント、各部会の活動などに参加して取材します。イベントがある度に出向くため、月2~4回くらい学校やイベント開催地に出向きます。

イベントに参加して撮った写真とレポートをまとめ、広報誌を年3回作って配布します。

カメラ好きが多かったり、編集が得意な人が参加しています。私も編集部として参加していて、印刷に出す原稿作成をしています。

PTAのノルマ

任意団体なのに、ノルマ?!と驚くかもしれませんが、PTAの活動には子供が在学中に最低1度は参加しなければならないことになっています。

会長や書記、部会長は大変な役割なので1回でOK

部会の部員は子供が在学中に3回(6年間通う間に3回)参加することになっています!!! マヂで?!!!!と私も驚きました!

このため、部会長の競争率が激しいです。みんな、育休中に1回やってしまおう!というケースが多いですね。

ただ、学校の活動内容を全く知らないまま部会長をやると、右も左も解らないうちにアレコレ動かないといけなくなり、長く在籍している部員から「何もできない部会長は迷惑」と言われたり、「活動内容が解った頃にドヤ顔で引き継ぐのよね」と嫌みを言われることも・・・。

また、人気のない部会長などは、保護者会の後にくじ引き・ジャンケンで決められることがあるのですが、不参加の人は代理人がくじ引き・ジャンケンをします。これで当たったら文句を言えません。

「私、知らない!」と無視して一切、活動に出てこない人も居ますが、その場合は活動に参加したとカウントされません。このため、翌年以降もくじ引き・ジャンケンに参加しなければならなくなります。

一度、部員をやってから部会長をやるのが望ましいのですが、共働き世帯では難しいもの・・・。頭を抱える人も多いです。

支援学級に通う子を持つ親が参加できるPTA活動

私は前の仕事を辞め、自宅でフリーランスという形で働いているので、比較的、働く時間を調整しやすいメリットがあります。

しかし、私の娘は支援学級に在籍しており、未就学児もいます。子供達に留守番をさせることができません。

さらに、子供の習い事や療育は休ませられないので、PTAの活動に参加できる時間が限定されます。

こうしたことを考えると、子供が学校にいる時間内の活動なら参加できる、という結論になります。

子供が学校にいる時間に開催されるイベントの取材や、パソコンを使った編集作業・印刷原稿作成ならできるので、広報部に参加しています。

PTAの活動に参加して良かったこと

PTAの活動(広報部)に参加して良かったこと、メリットがいくつかあります。

  • 学校に行く回数が月2~4回くらいあるため、先生達と顔を合わせる機会が多い
  • 先生に対して、個人的な話もし易くなった
  • 娘の様子を覗き見ることができる
  • 娘の友人達と言葉を交わす機会が増えた
  • 先生に関する情報が多く入ってくるようになった
  • 運動会など、ベストポジションで写真を撮ることができる!

こうしたメリットがあります。

子供達とも顔馴染みになるので、自分の娘のことを話しやすくなりました。そして、イベントの時にベストポジションで写真を撮れることも嬉しい!

「広報部はズルイ!!!!!!」

と言われることもありますが、一応、毎月2~4回、学校に足を運び、色々なイベントに出向いて取材し、印刷原稿を作るといった作業もしているわけで・・・。ズルイというなら、ぜひ、貴方も広報部に参加して一緒に写真を撮りましょうよ!! と思うんです。

校長先生、教頭先生、担任の先生、子供達。顔馴染みが増えて、人同士の繋がりができると私の娘のような支援・サポートが必要な子にとって嬉しいことが増えていきます。

まとめ

PTAの活動は結構、面倒だったり、学校に足を運ぶ回数が多かったり、大変に感じることは多くあります。

いろんな噂話が聞こえてきたり、ボスママがいたりしますが、うまく立ち位置を探ればメリットを感じることもあります。

私は多分、これから数年間は広報活動に参加することになりそうです。長女と次女の分があるので・・・。

イヤだ、イヤだ、と言わず、一度、何も知らない下っ端で参加すると自分の居場所を探れるのでは? と感じています。

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