おたふく風邪に似た細菌性の耳下腺炎は繰り返すので要注意!

おたふく風邪だと、出席停止になったり、治癒まで時間がかかって大変ですよね。でも、実は、おたふく風邪ではないけれど、同じような症状が出る病気があります。しかも、それは短期間で繰り返すという困った病気!

そんな、細菌性の急性耳下腺炎になった経験を紹介します。

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突然、耳の下が痛い!と泣き出した

夕食の時、どうも長女の食が細いなぁ、と思っていたら・・・

「耳の下が痛い~! ご飯食べられない!」

と長女が泣き出しました。よく見ると、なんとなく右耳の下が腫れている感じ。触ってみるとプクッとふくれている感じがするし

「触らないで! 痛いの!」

と長女が泣く。いやいや、これ、もしかしておたふく風邪?!

娘は泣き続けるし、痛みはどんどん強くなる様子。でも、もう、小児科は閉まっているし、夜間救急に行くほど熱があるとか、吐くとかじゃないし・・・。

とりあえず、解熱剤のカロナールを飲ませて一夜を過ごしました。

※カロナールには解熱作用の他に、鎮痛作用もあります。小児科では解熱用の頓服薬として処方されますが、痛みが酷くて寝られない時なんかに重宝します。ただ、鎮痛作用は緩いので痛みを抑えきれないことがありますし、痛みの原因は治っていません。

とりあえず、翌朝、小児科へ

朝起きて、やっぱり耳の下が腫れているし、痛みがある。特に、触ると痛い! というおたふく風邪と同じ症状・・・。

耳鼻科に行くと

「細菌性の耳下腺炎かもしれないから、とりあえず抗生物質を出すよ。薬飲んで、明日の朝、腫れが引いたら学校行ってOK」

とのこと。医師いわく、おたふく風邪ではないのでは? と。

へ? おたふく風邪じゃないの?

親としては、ホッとすると同時に、ちょっと拍子抜け。抗生物質を四日分もらって帰宅し、飲ませて様子をみることに。

すると・・・朝、薬を飲んで、夕方には痛みが引き、翌朝には腫れも引きました。えぇ。医師の見立て通り、おたふく風邪じゃなかったんです。

おたふく風邪と急性耳下腺炎の違い

娘の診断は、急性耳下腺炎でした。素人の目には、おたふく風邪と同じ症状だったんですけどね。

  • 発熱(熱が出る子と出ない子がいる)
  • 耳の下の腫れ
  • 耳の下を触ると痛い
  • 口を開けられない
  • 食べ物を飲み込めない

おたふく風邪と急性耳下腺炎の違いは、病原体です。

おたふく風邪=ウイルス性(ムンプウィルス)
急性耳下腺炎=細菌性(口の中などにいる細菌が、耳下腺で繁殖)

つまり、抗生物質を飲んで症状が治まったら細菌が原因=おたふく風邪ではない、ということなんですね。

おたふく風邪だと、大体一週間は学校を休むことになるのでホッとしました。

「流行性耳下腺炎」は第2種の感染症に定められており、耳下腺、顎下腺又は舌下線の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止とされている。
<引用元>NIID 国立感染症研究所

治ったと思ったのに、二週間後に再び腫れが!

おたふく風邪じゃなくてよかった・・・と思って二週間。貰った抗生物質も飲みきって、やれやれ治ったよ、と思った所で再び耳の下が腫れました。

再び、カロナールで痛みを抑えて夜を過ごし、耳鼻科に行きました。

「子どもは口の中から耳下腺に細菌が入りやすい構造になっている。だから、細菌性の耳下腺炎が繰り返しやすい」

とのこと。

疲れが溜まっていたり、体力が低下していると細菌性の耳下腺炎になりやすいのだとか。今度は、もう少し強い抗生物質をもらって一週間、飲みきりました。抗生物質を飲むと痛みがすぐ引き、翌日には腫れも引きました。

流行性(ウイルス性)ではないので学校OKですし、中耳炎でもないので、スイミングもOKでした。

でも、繰り返すのは気持ちが良い物ではありません。さらに

もし、何度も繰り返すなら、別の病気の可能性があるので、その時は精密検査をしましょう

と言われました。何度も繰り返すなら、単なる細菌性の耳下腺炎ではないそうです。

予防策は手洗い、うがい

繰り返してしまう細菌性の耳下腺炎ですが、予防策は手洗い・うがいだそうです。

口の中に入る細菌の数を減らすのが一番だそうです。単純なことなんですが、やっぱり、手洗い・うがいは予防の基本なんですね。

保育園児の時は、可愛く「先生が言ってた!」「泡々、綺麗~」なんて言って手を洗っていましたが、小学生になると「え~! めんどう!」なんて言い出すものです。

でも、ちゃんと洗うのが基本。大切ですね。

耳の下の腫れは、繰り返し発生する耳下腺炎の可能性も

子どもが病気になると辛そうで、可哀相になりますし、不安です。
ただ、仕事をしている親としては、出席停止は不安以上に困ることでもあります。

おたふく風邪じゃなくて本当によかった・・・と思いながらも、日常的に気を配ることで予防ができる、似た病気があることも知りました。

手洗い・うがい、大切です。そしてカロナールはちゃんと管理しておくものですね。貰ったら、貰った時の子どもの年齢・体重を書き込んでおきましょう。頓服薬は、忘れた頃に役立ちます。

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