発達障害の子どもの習い事は、お試し&先生選び必須

発達に遅れや障害があると、できることとできないことの差が激しかったり、強いこだわりのせいで普通に行動できないことがあります。

普通の子のように習い事をさせてあげられないのでは? そんな不安を持つママも居ると思います。私もそうでした。

でも、子どもが得意なことから習い事を選べば続けられます。自閉スペクトラム症と診断された長女は今、2つの習い事を1年以上続けています。習い事を選ぶ時に気を付けたことを紹介します。

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親の希望よりも、子どもが得意なこと

習い事といっても、書道・硬筆・茶道・華道・公文・英会話・ピアノ・バイオリン・テニス・サッカー・チアリーディング・体操・スイミングなどなど、たくさんありますよね。

親として習わせたいものが色々あると思います。ですが、発達障害の子の場合は、子どもが得意なことから習い事を探すのがいいと思います。

子どもに意欲がなければ続きませんし、子どもにとって習い事が苦痛になってしまうこともあります。また、発達に特徴がある子は好きなことなら短期間でどんどん上達するケースがあります

保育園や幼稚園の先生に、どんなことに強い興味を持つか。どんなことが得意か尋ねてみるといいですよ。親では無く、第三者の目で見た判断というのは、結構、重要です。

私の場合、保育園の先生から「音を聞き分ける能力が非常に高いので、音楽関係の習い事をしたほうがいい!」と勧められたため、ピアノを始めました。親の私の知らない娘の特徴でした。

音に対して敏感で、大きな音が苦手だったり、常にフードを被って耳を覆っていたい(らしい)長女ですが、音楽は好きで、ジッと聞き入ることがあるんですよね。音に敏感ということが、音を聞き分ける高い能力に繋がっているようでした。

ピアノはとても好きで、自分から進んで練習し、楽しく通っています。

体験サービスを活用して様子をみよう

発達に遅れや障害があると、気になるのがレッスンを最初から最後までちゃんと受けられるか、ということです。また、先生や他のお友達と一緒にレッスンを受けられるのか、ということも不安な所です。

習い事には必ず見学会や体験レッスンがあります。このサービスを活用して、実際にその場に身を置いてみて、どんな様子か見てみるといいですよ。

できると思っていたことができなかったり、意外にいける! ということもあります。

一番重要なのは先生との相性です。長女のピアノは、ヤマハの個人レッスンを利用しているのですが、合う先生と合わない先生がいます。

長女は、何度も体験レッスンを受けさせてもらって、一番相性のいい先生にしてもらいました。合う先生と、合わない先生では、レッスン中の態度が全く違います。なにがどう違うのか解りませんが、何か感じ取っているようです。

先生が合うと上達も早く、取り組む意欲が違います。子どもがその気になるのが一番ですね。

集団よりも個人レッスンがお勧め

自閉スペクトラム症の場合、言葉の遅れやコミュニケーション能力の問題でトラブルに発展することがあります。

反骨精神が強く、それが良い方向に向かう子なら、周囲の子と競争するようなこともアリだと思いますが、大抵は、自分のペースで、自分が好きなことをやりたい、というタイプかな、と思います。

また、先生も個人レッスンの方が子どもの特性に合わせた対応が取りやすい(他の子や他の子の保護者に気後れすることがない)ので、個人レッスンの方がトラブルは少ないと思います。

気を付けたいこと

習いごとを始める場合は、次のような点はチェックしておくといいですよ。

  • 先生の意識や知識、経験(発達に遅れや障害がある子に適切な接し方ができるか)
  • レッスン中、子どもが集中できるか
  • レッスン中に教室から出て行ったり、勝手な行動を取ったりしないか
  • 他の子に不適切な態度を取ったりしないか
  • 習い事が上達するのか

まず、先生の理解がないと習い事は続けられません。

そして、レッスン中、子どもがウロウロ席を立ったり、教室から出て行ったり、勝手な行動を取らないことも最低条件になります。

習い事は保育園ではありません。先生に一定以上のケアや補助をお願いすることはできないと私は思っています。あくまで、教育の一環、スキルアップのために通うのであって、療育に行っているのではないんですよね。

また、他のお友達にしつこく付きまとったり、一方的に手や口を出したりしないか(他人との距離の取り方に問題がある子は特に注意が必要です)、そして、習い事がちゃんと上達する、というのが重要です。

教室に行くのは好きだけど、習い事はそっちのけで先生と遊ぶだけ・・・ということになると、習い事の意味がありません(先生が配慮して楽しい時間を作ってくれているとしても、それでは習い事になりませんよね)。

私の長女の場合、レッスン時間30分はちゃんと集中できました。また、先生も、ピアノを弾くだけでなく、歌を歌う、リズム取りの練習、和音当て、楽譜の読み取りなど、色々なことをレッスン中に取り入れてくれました。

上手く歯車が噛み合えば、どんどん上達していきますし、楽しいものです。子どもが好きで、子どもに合ったものを選びたいですね。

命に関わる習い事もある

長女はスイミングも習っています。これは小1の時に「水泳の授業が受けられません」と担任に言われたのがきっかけです。

正直、スイミングは不安でした。先生の指示が聞けず、好き勝手やるとただの邪魔な生徒になります。また、水なので、命に関わる事態だってあり得ます。

そして、なにかあった時に、言葉に遅れがある娘が周囲に適切に助けを求められるのか・・・。もう、不安だらけでした。

とりあえず、夏休みの短期教室(3日間)に行ってみました。すると、親の心配を余所に、めちゃくちゃ楽しそうに先生の指示を聞き、皆と同じように行動していました。

大丈夫、という確信が持てたので習わせることにしました。

スイミングは1人の先生に対し、15人近い子どもが付きます。もし、先生の指示を聞かずにプールから出て行くような子だと先生が対応しきれませんよね。

また、水に入ってパニックを起こす子だったり、順番に並んだり指示通りに泳ぐことが苦手な子はトラブルの原因になります。

スイミングは一般的な習い事ですが、発達に遅れがある子の場合は少々ハードルが高いケースもあります。子どもがレッスンに付いていけるのか、よく確認してからでないと始めにくいものだと思いました。

まとめ

発達に遅れや障害がある子でも、一定の条件をクリアできるなら習い事ができます。個人レッスンだとハードルはグッと下がり、他の子ども達とのトラブルの心配も少なくて済みます。

習い事を始めたいなら、まず、子どもが得意なことで、体験レッスンを利用して大丈夫だと思えたものからスタートしてみるといいですよ。

本人の意欲をかき立てるものなら、楽しく順調に続けていけます。子ども第一でやっていきましょう。

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